お知らせ
2022年度も,新型コロナウイルスの感染拡大は第7波から第8波へと,その勢いは衰えない状況でしたが,私達はウィズコロナを模索しながら,徐々にではありますが,社会,経済活動に平常を取り戻そうと,試行錯誤の連続でありました。
そんな中,昨年度延期した「ひろしまIT総合展」の開催について,色々と議論がありましたが,今年度はリアルで開催をすることとし,企画委員会が中心となり,各委員会が全力で協力し,関連団体の全面的な協力をも得ながら,10月20,21日の二日間,無事に開催することが出来ました。
今年度は役員改選期であり十分な準備期間がとれなかったこと,さらには同時期に東京でCEATECが開催されるなど,出展者の募集や集客に不安を抱える中ではありましたが,90の企業・団体の皆様に125ブースの出展を頂き,講演会も10講演,プレゼンテーションセミナーも24コース開催することが出来ました。また二日間で延べ9,923名の皆様にご来場いただき,大変盛況に終えることが出来ました。また,アンケート調査の結果も出展者の79%,来場者の83%からポジティブな回答を頂きました。多くの参加企業からは具体的な商談に結び付行けることができたとのご報告を頂くことができ,二日間の展示会を通じて「DXによる新たな価値の創造」に対する期待の高まりを感じることが出来ました。
さらに,6つの委員会では,コロナの感染状況を睨みながら,オンラインやリアルあるいはハイブリッド形式で,定例委員会や講演会,セミナー,各種イベント,関連団体と連携した活動などを積極的に行うことができました。刻々と変化する状況に柔軟かつ臨機応変に対応し,その活動を維持・発展させることが出来たのは,デジタル技術を駆使できるIT産業団体ならではと言えます。今後は,発展し続けるIT技術を企業や社会が抱える課題の解決にどう生かし,そしてイノベーションに繋げ,地域の活力に繋げていくのか,地域IT産業団体としてのリーダシップの必要性を強く認識した次第です。
今後ともHIAは会員企業の高収益型事業の支援,ITテクノロジーによる地域経済の活性化,イノベーション創出に牽引的な役割として積極的に取り組んでまいります。皆様のさらなるご協力とご支援を引き続きよろしくお願い申し上げます。
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