Conference
講師 | 株式会社ビーライズ 代表取締役社長 波多間 俊之(はだま としゆき)氏 |
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日時 | 2023年10月27日(金) 10時15分~11時15分 |
会場 | NTTクレドホール |
定員 | 200名 |
XR技術は、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、そして混合現実(MR)が統合した新たな体験をもたらす革新的なテクノロジーです。本講演では、XRがビジネスに与える価値とその利点に焦点を当てます。
XR技術がビジネスに必要な点としては顧客とのエンゲージメントの向上やブランド価値の創出、効果的なトレーニング提供による生産性と効率の向上が挙げられます。そしてメタバースでのコミュニケーションは地理的制約を超えたコミュニケーションやコミュニティ形成を可能にします。
本講演では、広島の企業であるビーライズの事例を元に、XR技術がもたらすビジネスへの新たな可能性に焦点を当て、未来に向けた革新的なビジネス戦略を探求します。
株式会社ビーライズ 代表取締役社長。3DCGクリエイターを経て、2012年にVR/ARの専門企業としてビーライズを設立し、3DCGやXRシステムの開発に従事。VRを用いた医療・安全教育シミュレータや、プロジェクションマッピング、ハイエンドなCGデザイン、建築ビジュアルパースなど、さまざまなデジタルコンテンツを開発している。近年では、大企業やスポーツ球団に向けたメタバースの個別開発や、法人向けのメタバースプラットフォームの開発など、メタバース開発に積極的に取り組んでいる。リアルな3DCGとアプリケーション・web開発、アイデアを組み合わせた最先端ソリューション開発を強みに、事業の軸を多角的に展開している。
講師 | 広島大学大学院(先進理工系科学研究科)教授 田中 貴宏(たなか たかひろ)氏 |
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日時 | 2023年10月27日(金) 11時30分~12時30分 |
会場 | NTTクレドホール |
定員 | 200名 |
現在、まちづくりには、非常に多くのことが求められています。そのため、安全・安心、脱炭素、快適性、利便性、楽しさ、賑わい、ウォーカビリティ、機会の創出、経済効果・・・そして最近ではサスティナビリティ(持続可能性)など、まちづくりには、様々な評価指標があります。そして、これらのひとつひとつの指標の背景にある現象(自然現象、社会現象)は複雑で、私たちの直感的理解を越えることも度々あります。しかし、私たちは、このような複雑な指標を総合的ににらみつつ、全体最適に近いものを目指して、「スマート」に(賢く)まちづくりを進めていく必要があります。この作業には、デジタル技術の助けが必要と考えられます。ここでは、このような「スマート」なまちづくりの実現に向けて、デジタル技術を活用した事例を紹介するとともに、広島の皆さまと「デジタル」の力の使い方について、考える機会としたいと思っています。
1997年横浜国立大学工学部建設学科卒業。1999年横浜国立大学大学院工学研究科人工環境システム学専攻博士課程前期修了。2002年に横浜国立大学にて博士号(工学)取得。民間企業勤務、神戸大学COE研究員、米国ワシントン大学客員研究員、横浜国立大学COEフェローを経て、2008年広島大学准教授。2017年より広島大学教授。現在、広島大学大学院先進理工系科学研究科教授(都市・建築計画学研究室)。専門は都市・建築計画。GISやリモートセンシング等のデジタル技術を活用した都市計画・まちづくりを研究分野とする。広島市環境審議会副会長、広島市都市計画審議会副会長、広島市都市デザインアドバイザー会議座長、東広島市都市計画審議会会長、熊野町都市計画審議会会長、呉まちなか公共空間デザイン会議座長のほか地方自治体の各種委員等を務める。
講師 | 日本アイ・ビー・エム(株)自動車産業担当 CTO 川島 善之(かわしま よしゆき)氏 |
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日時 | 2023年10月27日(金) 13時30分~14時30分 |
会場 | NTTクレドホール |
定員 | 200名 |
2011年にドイツから発信された”インダストリー4.0”と言われる、製造業におけるデジタル化キーワードが登場して約12年になります。これは、製造業においてIT技術を取り入れて改革を行い、競争力を確保するというものであり、日本においても規模の大小にかかわらず参照されています。また、IT業界では製造業向けのソリューション構成の元になっています。このような背景から DXについて各社様々な取り組みが行われてきたと思います。
一方で、昨今のテクノロジー進化に伴い最終製品の姿も変化しつつあるケースが存在し、OEMとサプライヤー間の業務や責務が変化することを散見する様になってきています。
今回、身近なヒントになることを目的として、製造業DXの要素の元になるテクノロジーについて、その事例を交えながら解説します。製造業が競争力の原点としてあり続けるためのヒントを抽出することができれば幸いと存じます。
日本IBMにて、国内機械産業と電気・電子産業のお客様の技術開発、生産管理、工程管理に関連するシステム構築を経て、日系企業の海外進出時の業務やシステムの観点からの支援を多数実施する。
その後、自動車産業のお客様(OEM、サプライヤー、現地法人)を、20年以上多岐業務領域でITの側面と業務とシステムの観点から支援している。主な活動地域は、日本、東南アジア各国、インド、中国、欧州地域。
近年自動車産業はCASE時代に入り、車両自動運転システム設計、車載E/Eアーキテクチャー構成要素や車両クラウドアーキテクチャー等のクルマのソフトウエア化に伴う支援と並行して、開発途上国のシステム高度化に従事。
2021年に現所属の米国本社オートモーティブ コンピテンシー センターにて自動車産業を担当し、日本IBMにおいて自動車産業担当 CTOとして活躍中。
講師 | 日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 エバンジェリスト 西脇 資哲(にしわき もとあき)氏 |
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日時 | 2023年10月27日(金) 15時~16時 |
会場 | NTTクレドホール |
定員 | 200名 |
AI技術の進化から始まり、現代の生成AIの可能性について解説します。AIの歴史を辿ることで、人間の思考と学習を模倣する機械がどのように進化し、現在のChatGPTなどの高度な生成AIまで至ったかを理解します。次に、この生成AIが提供する新しい仕事の方法に焦点を当てます。これは従来の仕事の枠組みを飛び越え、労働の生産性を大幅に高める可能性を持つものです。最後に、生成AIがDXの次のステージとしてどのように業務効率化や生産性向上に寄与していくかについて考察します。未来の生産性革命を担うAIの最前線を、一緒に探求しましょう。
日本経済新聞でも紹介されたIT「伝道師」。IT業界の著名カリスマエバンジェリスト。
エバンジェリストとはわかりやすく製品やサービス、技術を紹介する職種。
現在はマイクロソフトにて多くの製品・サービスを伝え広めるエバンジェリスト。
1990年代から企業システム、データベース、Java、インターネットのビジネスに関与し、1996年からオラクル社にてエバンジェリスト、2009年からはマイクロソフト社にてエバンジェリスト活動を継続。
コミュニケーションやデモンストレーションといった分野での講演や執筆活動も行い、製造業、金融業、官公庁、教育機関などでのプレゼンテーション講座を幅広く手がける。
著書に「エバンジェリストの仕事術」、「プレゼンは “目線” で決まる」、「新エバンジェリスト養成講座」など。
日時 | 2023年10月27日(金) 16時30分~17時30分 |
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会場 | NTTクレドホール |
定員 | 200名 |